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地域包括ケア病床について

地域包括ケア病床とは?

入院治療後、病状が安定した患者様に対して、在宅や介護施設(特養・サ高住・ケアハウス等)への復帰に向けた医療や支援を行っていく為の病室で、最長60日間の入院が可能です。
本来、一般病床で症状が安定すれば、早期に退院していただく事になっていますが、自宅療養に不安があったり、もう少しの入院加療で改善が見込まれる患者様へ、安心して治療を受けて頂くために、当院では22病床の地域包括ケア病床を設けております。
在宅復帰をスムーズに行う為に、医師・看護師・理学療法士・医療ソーシャルワーカー・その他のメディカルスタッフが「在宅復帰支援計画」に基づき、協力し合って在宅復帰をサポートいたします。

対象となる方は?

●継続的なリハビリが必要な方
●病状は安定したものの、しばらく経過観察を必要とする方
●住宅改修など、自宅療養の準備に一定の時間を要する方
●在宅医療を受けておられる方で、病状が不安定になったり、急性増悪がみられた場合
●特養・サ高住・ケアハウス等の介護施設への入所をお考えの方
※在宅復帰を目指し、申請手続きや家屋調査等が必要な時は、患者様ご家族様にもご協力をいただく事があります。宜しくお願い申し上げます。

入院費について

当院は、一般病床10:1入院基本料(出来高制)で算定していますが、地域包括ケア病床に転床されますと「地域包括ケア入院医療管理料1(定額制)」となり、一般病床と計算方式が変わります。治療内容によっては、一般病棟より自己負担金が増額する場合もありますが、包括制のため投薬注射料・簡単な処置・検査料・画像診断料・疾患別リハビリテーションなどの費用が全て入院基本料に含まれます。
(月の医療費の負担条件より、75歳以上ではほとんどの場合増額はありません)