柏友会病院
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熱中症にご用心!
今年も、暑い夏が到来しました。消防署の救急隊員たちは、熱中症の患者の搬送で忙しくなります。
20代から30代、そして50代から60代の男性が多く、スポーツや労働の機会が多い人たちは特に注意が必要です。
■ 熱中症の予防

たくさん汗をかくと予想される場面では、体が求めるもとめないにかかわらず、十分量の水と塩分を補給しておく必要があります。お茶しか飲まないのでは塩分が不足する為、塩気のある食べ物や(梅干など)、塩そのものを補給する必要があります。またスポーツドリンクなどは水、塩分両方とも含み、バランスが取れているので役に立ちます。
もうひとつ、直射日光に当たる場面では、帽子などを着用し、脳の温度が上昇するのを予防しましょう。また、適度に休憩を入れて、日陰などの涼しいところで、体を冷やすようにしましょう。

■ 熱中症の症状

めまい、ふらつき、のどの渇き、体温上昇、発汗多量、尿量減少、意識障害、全身の痙攣など

■ 熱中症かなと思ったら

出来るだけ涼しいところに移動しましょう。身の回りにあるものを使用して、体をとにかく冷やすように工夫しましょう。また、水分補給をするようにしましょう。上記症状が取れないときは、病院を受診しましょう。

もし、熱中症が疑われる人がいたら、すぐに体を冷やすようにして、病院受診をさせましょう。意識障害が認められるなら、救急隊を呼びましょう。